開発・デバッグ現場を支える豊富な補助機能群。YEBIS 4 はアーティストとエンジニア双方が使いやすいよう、徹底的に改善されました。
以前までのYEBIS 3 と同様に、HDRディスプレイへの出力もサポートします。
最大輝度の異なるHDRディスプレイであったとしても、見た目に破綻の無い一貫したポストエフェクトを提供します。そのため、アプリケーション側では、殆どのケースでHDR 出力のために専用のカラー調整を行う必要がありません。
近年の非常に明るいSDRテレビに対し、その明るさを活用して疑似的にHDR出力を行うことが可能です。
YEBISの出力デバイス設定の最大輝度を明るく変更するだけで、HDR出力同様に一貫した内容の仮想HDR 出力をサポートできます。
動的解像度
初期化時に指定した最大解像度の範囲内で、動的に解像度を変更できます。殆どのエフェクトも解像度に合わせて高速化されます。エフェクト内部解像度をユーザーが任意に調整することも可能です。
アップスケーリング技術との連携
DLSS などのハードウェアアップスケーリング技術と連携して、ポストエフェクトを効果的に適用することが可能です。アップスケーリングのタイミングの制御や中間的なアップスケーリングにも対応し、クオリティとパフォーマンスのバランスの細かな調整も可能となります。
Temporal Antialiasing Upscaling (TAAU)
YEBIS 4 ではTemporal Antialiasing (TAA) の品質が向上し、Temporal Antialiasing Upscaling (TAAU) も可能となりました。DLSS等のハードウェアアップスケーリングに対応していないプラットフォームでも、TAAU による高速なアップスケーリングを利用できます。
YEBIS 4 は、開発に役立つさまざまなデバッグ描画機能をサポートします。
トーンマップグラフや波形モニター(あるいはパレード表示)、ヒストグラム、色度分布、ベクトルスコープ、輝度分布のヒートマップ表示など、出力カラーのさまざまな解析情報を描画できます。
エフェクトと解像度の遷移および各エフェクトのパフォーマンス表示を行います。
動的解像度やアップサンプリング解像度のフロー、各種エフェクトのGPU 負荷状況を一目で確認できます。
ボケ味に影響を与える球面収差や軸上色収差、歪曲収差や倍率色収差の状態を表示できます。
これらをリアルタイムに確認しながら収差のカスタマイズや調整が可能です。