プレスリリース

シリコンスタジオ、三菱電機に人物の骨格・体格の検証を目的としたCG技術を提供

  • ソリューション&プロダクト事業

ドライバーモニタリングシステムによる検出において実写との比較検証により有用性を確認

エンターテインメント業界を中心に、自動車、映像、建築など、さまざまな業界向けにデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梶谷 眞一郎、東証グロース:証券コード3907、以下「当社」)は、三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、執行役社長:漆間 啓、以下「三菱電機」)に対し、次世代ドライバーモニタリングシステム※1(以下「DMS」)開発における人物の骨格・体格の検証を目的としたリアルタイム3DCG 技術を提供したことをお知らせします。

人の骨格点表示
人の骨格点表示
子供相当の体格表示
子供相当の体格表示

次世代DMS の開発を手がける三菱電機では、当社の『人物(顔・表情)認識用CG 生成』によるシミュレーション技術(以下「当技術」)を2021 年に採用いただきました※2。
当技術は、車室内を再現したリアルタイム3DCG を、実際に設置されているDMS のカメラ位置や広角レンズの画角に合わせて調整し、ドライバーの表情や顔の向きなどをパラメーターによって自在に変化させることができるものです。実写に代わる検証画像データとして、DMS の認識精度向上のために活用されています。

このたび当社が提供したリアルタイム3DCG 技術は、人物の骨格・体格の検証の目的に合わせ、当技術をさらにカスタマイズしたものです。
異なる体型のCG 画像を出力するためには、いくつもの骨格・体格に関するパラメーター入力が必要になります。この入力作業を簡便にするために、顔のサイズや座高など、いくつかのパラメーターを入力するだけで、さまざまな体型を再現する機能を当技術に盛り込みました。
DMS による骨格・体格検出の精度向上には、できるだけ多くの骨格・体格が異なるサンプル画像を収集する必要があります。しかしながら、実際に被験者を集めてさまざまなパターンを撮影することは、容易ではありません。
そのため、三菱電機では、実写に代わる検証画像データとしてCG を活用すべく、運転席や助手席に座る男性や女性、子供など、体格の異なる複数のCG 画像を当技術により生成されました。

当技術は、米Epic Games 社のゲームエンジン※3「Unreal Engine 4(アンリアルエンジン4)」を使用して開発されています。
今後も当社は三菱電機と協力し、さらに実写に近づけるべく、当技術の精度向上のための取り組みを続けてまいります。

※1 ドライバーモニタリングシステム(DMS):車室内に設置した専用のカメラでドライバーの顔を認識し、運転状態を監視することで、居眠りや脇見などを検知することにより、危険運転や事故の防止を目的とした安全運転を支援するシステムです。
※2 ニュースリリース:シリコンスタジオ、三菱電機に3DCG によるシミュレーション技術を提供
※3 ゲームエンジン:コンピューターグラフィックスによるアプリケーションやコンテンツ開発において必要なライブラリやツールなどの機能がまとまったGUI ベースの統合開発環境です。高品質な3D グラフィックスを比較的簡単に作成できる仕組みが揃っているため、近年はゲームや映像コンテンツのみならず、自動車や建築、製造業などの産業分野で活用が進んでいます。米Unity Technologies 社の「Unity」と、米Epic Games 社の「Unreal Engine」が高いシェアを誇っています。

※ Unreal®は、アメリカ合衆国およびその他の地域におけるEpic Games, Inc.の商標または登録商標です。
※ その他、記載されている名称は各社の商標または登録商標です。

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